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ガラスの学芸会

もうすぐ学芸会がある。娘は海賊役。
保育園年長の時も海賊もののオペレッタをやった。
今は「主役は1人」の物語だといろいろと支障があるので、主役が複数の海賊ものは人気なのかもね。主役とそれ以外との出番の差もないし。各自必ず二言三言のセリフがあたるように作られている。

娘も張り切ってセリフを覚えた。三言ぐらいなので、簡単。ただその時の身振りを自分で考えましょう、と指示されて悩んでいた。

ここはやっぱり、私は月影千草になるしかないでしょう。
白目むいて「お、恐ろしい子…」って言いたいでしょう。

娘のセリフは、遠い昔に母の作ってくれたお菓子を懐かしむものだったので、「この海賊はもう大人で、子どもの頃を懐かしんでいるの。ただお腹が空いたからお菓子を食べたいってだけじゃないのよ。その時のお母さんの優しさだとか、そういうものも思い出しているわけよね。今は海賊なんかやっているわけだから、故郷には帰れない。お母さんが生きていても、会えない立場。それにしても手作りのお菓子を作ってくれるような優しいお母さんがいたのに、海賊にまで身をやつしたこの人には、それなりの苦難があったはずで、そういう辛さ悲しさも、この一言にこめる必要が~」などと滔々と語るも、娘は一向に聞いてくれない。北島マヤならここで集中線を浴びながら「私は海賊……!!」ってトランス状態に入るはずなのに。

結果的に、私の提案した「お菓子を作る仕草をしながら、斜め上に遠い視線を投げかける」という演技は却下され、シンプルに軽く腕組みしながらしゃべるだけになった。ちっ。お菓子を作る仕草については、「左手はテーブルの上のボウルを持っているのだから動かさない。右手で泡立て器でグルグルさせる」というところまで考えたのに。それで観客が「うっ…ボウルが…あの子の左手にボウルが見える…」「それにこの表情…バニラエッセンスの香りもしてきた…」「いったいどういうことなの…!!こんな何の変哲もない小さな子が……!!」とどよめく、という算段だったのに。ゆくゆくは紫のバラが届く予定だったのに。


あっ、でも、海賊といったら、1人芝居にしなきゃいけないもんなぁ。女海賊ビアンカ。そうね、だいたい娘は群像劇には向いていないんだわ。舞台荒らしと呼ばれてしまうもんね。私は娘に天才少女になるより、普通の幸せをつかんでもらいたいから、へたに演技なんてしないほうがいいのね!

かあさん、がんばって出前に行ってくるよ!! げほごほっ!

※ガラスの仮面を知らない方にはとことんわけわからない話ですみません。
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会社員。家族は夫(鬱回復期か微妙なメンヘラー)と娘(中学生になりました)。

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