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お通夜

叔父のお通夜に行った。夫と娘も連れて。

娘は数年前に別の伯父の法事に参列したことはあるけれど、覚えていないらしい。
「ちゃんとナムナムするの初めて」と、不謹慎ながら少し興奮気味だった。
私は年齢順でいくとイトコ衆の中で最後のほうだし、出産も早くはなかったので、親族の中で娘が一番の年少だった。他はみんな中学生以上。つまらながって、足をぶらぶらさせたりしなきゃいいがと心配していたけれど、現役で仕事をしていた叔父の通夜はたいへん多くの方に来ていただけて、その分焼香にかなり時間を要した中、ずっと静かに座り、みんなに合わせてお辞儀をしたり、合掌したり、非常に優等生だった。自分の焼香も見よう見まねで上手にこなしていた。

焼香の列が終わり、今度は棺の中の叔父に最後の挨拶だ。私の母は「りんちゃんには見せない方が」と言っていたけれど、娘が望んだので、見せた。

会場に入ったとき、まっさきに遺影を見て「写真の人のお葬式? 私、この人に会ったことある?」と聞いていた娘。娘は、生前の叔父に会うことが叶わなかったのだ。だから、最後だけでも会わせてやりたいと思った。娘は真剣な顔で、最初で最後の、叔父との面会を果たした。

通夜ぶるまいの席についてからも、娘は、気持ち悪いとか怖いとかいったことは一言も言わず、ただ、遺体の周囲に花を飾る意味を尋ねてきた。私は、気持ちよく天国に行けるように、きれいにしてるの。と答えた。ついでに焼香の意味も教えた。娘は、ふうーん、と言い、それから「お腹が空いた」と呟いた。
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会社員。家族は夫(鬱回復期か微妙なメンヘラー)と娘(中学生になりました)。

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