10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

タクシーに乗りながら

昨日は日帰り出張。
行き先は県庁所在地。しかし、駅前には4階建てのイトーヨーカドー以外、何もない。
タクシーで客先まで向かうが、車内から外を眺めてもこれといったお店はない。歩道にもまったく人がいない。10分ほど走行して、ようやく自転車の高校生を見つけた時、思わず「第一村人発見」と言いそうだった。

ふと、大学の時、その町出身の先輩がいたのを思い出した。
4畳半1間の、フロなし玄関・トイレ・手洗い場共同のアパートに住んでいた彼は、しかし、ハンサムでかっこいい人だった。住所こそ「世田谷区」だったが、古くて狭くて不便なその部屋は彼には不釣合いで、「なんでこんなところに住んでいるのか」と問わずにはいられなかった。
彼は田舎から出たかったんだと言っていた。そして、住むなら絶対23区内で、それも渋谷か世田谷がよかったんだと。

私は、彼の出身地ってそれほどの田舎かなぁ、と不思議だった。まがりなりにも県庁所在地なんだし。新幹線を使えば東京から2時間ほどで着くんだし。

そして昨日、初めてその町に降り立った私。

田舎だった。絶望的に。

見渡す限りの田畑ならよかった。海山が近いならよかった。温泉郷としてひなびた露天風呂のひとつもあればよかった。道端でおばあちゃんたちが強い訛りで談笑しながら農産物を売っていればよかった。そういう田舎なら、それなりの趣きというものがある。

そうではない、半端にコンクリートに覆われた町。

住んでいる人には悪いけど「ここには住みたくないな…」と思ってしまった。

あぁ、だからあの先輩はこの町から出たかったのかな、と思った。

でも、その後ですぐに思い出した。
あの先輩は、結婚してしばらくして、帰郷したんだった…。

じゃあ、今もこの町にいるんだろうか。
そして、子どもら相手に「パパは東京でブイブイ言わせてたんだぜ」とでも語っているのだろうか。
あの四畳半が彼の青春だったんだろうか。

タクシーが目的地に着いた。某企業の本社だ。
本社がここでは不便というのを理由に、もうすぐ都心に移転するのだと言う。
タクシーの運転士が「この会社までが移転したら、この町のタクシーは生きていけない」とぼやいていた。
スポンサーサイト

地方の

大概がそうです。
田舎のクセに中途半端に開けてる。
福井も駅前でも田舎です。
何故か?
田舎の人間は大概一人一台車持ってるんで、買い物も仕事も郊外に行くからです。
『東京でぶいぶい…』あるあるw
地方が『東京にいた』って事実事態が(何をしてようが、どんな生活をしてたであろうが)一つのネームバリューになるんですw

>もす〔*’Θ’〕さん

確かに車がないとどこにも行けない、何もできないって感じでしたねー。
「ここにゃ住めねぇ」と思った最大の理由は「ネオン輝く飲み屋街がない」ということです(未就学児の母としてかなりダメ)。
Secre

プロフィール

Cakeと書いてけーくと読む

Author:Cakeと書いてけーくと読む
会社員。家族は夫(鬱回復期か微妙なメンヘラー)と娘(中学生になりました)。

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。