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勝ち組と私

6月の高校同窓会以降、主にFacebookを通じて当時は口を聞いたこともない人と交流が活発化している。

40歳と60歳ぐらいで同窓会ブームが来るんだよ…と、昔、誰かから聞いたことがある。まさにその状態。

20代は学生だったり新入社員だったりで、自分の居場所づくりに必死。昔の友達のことなど構っていられない。
20代の後半から30代は結婚や出産・育児で、家庭環境が大きく変わり、やっぱり昔の友達のことなど構っていられない。特に女性は結婚した・しない、出産した・しない、それと仕事…なんやかんやで自分の価値が大きく揺るがされる年頃。どの立場にあっても、自分と違う人生を歩む「かつての友達」が羨ましかったり妬ましかったり。

40歳を迎える頃になると、仕事人間だった人も、出産育児に忙しかった人も、少しだけ立ち止まる余裕が出てきて、自分の人生の棚卸をする。
要領よくエリート街道を歩んだように見えていた人の「水面下の努力」に気付いたり、正直見下していた人の地道な誠実さに気付いてみたり。




自分は?
そこまでがんばってきたかな。うん、がんばったと思う。自分なりに、よくやったと思うよ。もちろん欲を言えばもっと上等な「なりたい自分」はあった。でも、それを手に入れられなかったのは、誰かのせいじゃない。そこまでがんばらなかっただけ。積み上げてきた分はちゃんと手に入れた。
こどもだとか、長生きの親とか、健康だとか、がんばれば手に入るというわけでもないものも、ここにある。

だから、現時点での私の人生の棚卸結果は、そんなに悪くない。失ったものもあるし、どんなに願っても手に入れなかったものもある。でも、足し引きしたら、ちょびっとプラスなんじゃないかな。そう言い聞かせているだけ、かもしれないけれど、悲観するよりはいいと思っている。

そんな感じで、なんとなく、一息つく40代。

周りを見てみると。職場でできた友達やママ友はいる。でもね。
大人になってからの友達には、どこか打算が付きまとう。
この人と仲良くなっておくといいことがある。役に立つ。そういう「使える人かどうか」で、相手を選ぶ。何も考えずに自分をさらけ出して、何も考えずに相手を受け入れる。それができるのは、せいぜい高校時代までだった。


週末、プチ同窓会があった。メンバーが高校時代の同級生ってだけで、普通の飲み会だけど。
10人ばかりで集まって、でも、そのほとんどが高校時代には一言も口を聞いたことのない人。学年で400人ぐらいいたので、そういう人も多いのだ。

「高校時代の友達っていいよね」と誰かが言って、私が「なんの打算もなくつきあえるのは、高校までだったからなぁ」と呟くように言うと、真向かいに座っていた人がそのセリフを継いでくれた。「そうそう!わかる。でさ、中学まではまた、ちょっと違うじゃない? その近所に住んでるってだけでしょ。でも高校は、ある程度ふるいにかけられてくる。言い方悪いけど、○高(出身校)に来る時点で、そんなにおかしな家の子は来ないし、価値観も大きく違わない。だから安心感があるんだよね」。

その通りだ。
大学、それもできるだけ"良い"大学。そしてエリート街道に進む。それこそが善であり正義。そして、それを実現できるだけの家庭環境がある(経済的な意味でも、学習環境を整える意識、という意味でも)。
そういう"ふるいにかけられて"入学した我が母校の同窓生は、そうやって素敵な勝ち組人生を送ってきている。

その日集まった人たちも、6月の時と同じく、やっぱり「聞けば知ってる大企業」の人ばかり。我が家の世帯収入の10倍ぐらい稼いでいそうな人もいる。
でもさ、じゃあみんな幸せいっぱいで何の問題もないかというと、親の介護があったり、不妊だったり、相続問題でもめていたり、いろいろ抱えている。その上でみんな、がんばってる。稼いでいる人ほど、ものすごく勉強もしているし(参加者10人中2人は働きながら大学院在学中)、命を削るような苦労もしている。

だからね、みんなトントンなんだと思う。

40代は棚卸なんて言っても、ちょうど今が辛さのピークで、高校時代の友達になんか会いたくないって人もいるだろうし、でもそれは、"ずっと"じゃない。明日か来年か5年後か10年後かわからないけれど、今抱えている辛さの分の何かいいことが、きっとある。

ただその幸せとか不幸とかってのは本人だけの絶対値だから、できることなら、不幸を数えるよりは幸せを数えたほうがいい、とも思う。

私だって不幸がろうと思えばいくらでもネタはあるが(笑)、私は、落ち込まないんだ。他人と比べて、自分を、卑下したりしないんだ。

確かにみんな立派で優秀で、引け目を感じないわけじゃない。でも、私は彼らの「恥ずかしい友達」なんかじゃないからさ。いや、心の奥底ではバカにされてるかもしれないけど、別にいい。他人を見下して幸せを感じるなら、それでいいの。それはその人の問題だからね。


娘の学校の学区が金持ち層が多い地域ってのがあって、ママ友も勝ち組な人が多い。
このブログにもママ友との飲み会ネタを書くと結局はエエトコの奥さんたちばかりで私1人ショボン、という話になりがちで、要するに今の私が飲みに行ったり遊びに行ったりする人は勝ち組な人ばかりで、それが辛くないというと嘘になるけれど、若かりし日のことを思うと「自分より可愛い子グループ」にいたほうがモテるし、「自分より賢い子」と仲良くしていた時のほうが勉強するわけで、あれと同じっつーかねー。

自分と似たようなタイプと一緒にいると癒されるし、楽なんだけど、ついつい自分を甘やかしてしまうので、成長はしないよね。だからそういう甘やかしは、たまのリラックスタイムということで、基本的には尊敬できるような相手との時間を作るほうが人間的成長にはいいんじゃないのかな、と思うのであります。正直疲れるけどね。

長く書いた割にまとまりないけど、そんなことを考えた週末でした。
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Cakeさんが仰りたいことからは多分ズレてますが、
私は現在勝ち組のママよりも、「がんばっても手に入らないもの」をお持ちのかたのほうが裏山です。
育ちの良さとか、賢さとか、あとは健康、美しさとか…
(それも併せ持った勝ち組ママは最強ですけども)

まぁそれこそどうあがいても手に入らないのだから、今もっているしあわせを数えたらいいのでしょうね、うん。

>まきまきさん

勝ち組の人の多くは「がんばっても手に入らないもの」も持っているんですねー、これが。

少女マンガだと美人が意地悪に描かれていたりするけど、実際は美人は周囲に愛されて育つので素直に成長して、自然と愛されオーラをふりまけるんですよ。

だから伴侶も選び放題。たまにダメ男に惹かれちゃうパターンもありますが、概して「よりよい条件の相手」を選びとる。高学歴・高収入とか。

結果、その子どもは「高学歴高収入の父親」と「美人の母親」に恵まれるわけです。それが繰り返された結果の「勝ち組」だったりするので、育ちは良いわ賢いわ美しいわ、ですよ。それがない勝ち組ってのは「成り金」と言ったほうが正確かもしれません。成り金、って言うと途端に羨ましくない感じがしないですか?(笑)

健康だけはね、どんな勝ち組でも成り金でも保証はないんで、難しいけど。
逆に言うと「健康である」というだけで他のいろいろはチャラになるぐらい、すごい幸運なのでは、と思います。それもピンピンの健康より、たまに調子悪くなる程度のほうが重篤な病気に気がつきやすくていいんですよ。一病息災。
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会社員。家族は夫(鬱回復期か微妙なメンヘラー)と娘(中学生になりました)。

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