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伯母さん。ありがとう。

伯母の通夜と告別式が無事に終わりました。

最期の様子を母に聞いたところ、死の数日前から食事をとらなくなり、次女(付き添い)と三女(運転手)の2人に連れられて病院で毎日点滴を受けていたそうだ。最後の日も同様に点滴を受け、それも終わったので次女が「帰るよ」と声をかけると、目を開いてうなずいた。でも、すぐ目を閉じたので、「眠いのかな」と思い、ナースの許可を得て、しばらく寝かせておくことにした。

駐車場で待っていた三女が、いつもより時間が長くかかっているのを心配してやってきた。そこでもう一度「お母さん、帰るよ」と言うと、やっぱりまた目を開けた。でも、またすぐ閉ざした。どこかいつもと違う気がして、2人で繰り返し「帰るよ。支度するよ」と大きな声で言うと、うっすらとした反応はあるが、やはり変なのでナースとドクターを呼んだ。それから間もなくして、心停止。

よく死に行くときの描写として「眠るように」と言うけれど、本当にそうだったらしい。長女はいなかったが、娘2人に看取られての穏やかな最期。理想と言えば理想だろう。

遺影は昨年12月に、三女の娘(伯母からしたら孫)の成人式を記念して家族写真を撮った際に、せっかくだからと伯母単独でも撮り、その写真だという。菩薩のような微笑を浮かべた、いい写真だった。

親族控え室で、遺影の元になったその時のアルバムを見せてもらった。
長女の夫が写真館を営んでいて、そこで撮影した関係上、長女・次女・三女もその場にいて、それら娘たちと一緒に映っている写真もあった。

伯母の夫である伯父は、20年ほど前に他界しているが、私が初めて死んだと聞いて泣きに泣いた人だった。晩年アルコール依存気味で家族を巻き込んでいろいろとあった人だが、とにかく優しくて不器用で豪快で愛らしい伯父だった。それから一年ほど過ぎて伯母の家を訪れる機会があり、仏壇の前でまた泣いてしまった。

そのとき伯母は「パパのために泣いてくれるの。ありがとう」と言って、やっぱり微笑んでいた。

遺影の伯母と、同じ笑顔だった。

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会社員。家族は夫(鬱回復期か微妙なメンヘラー)と娘(中学生になりました)。

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