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本日のベルサイユ

娘は学校の水泳教室。本日はそれだけ。あとは1人で帰宅して留守番の予定だったけど、水泳の後に電話があり、「児童館に寄って遊んでいきたい」と言うので、お昼までならいいよーと回答。結果的には昼前には満足して帰宅の途についたようだ。

ところで、冷戦中のKちゃんとの関係は、その後もよくなることがなく、冷戦のまま夏休みに突入した。

「親は介入しない」と宣言したものの、Kちゃんとはオペラも一緒にやる仲なので夏休み中も顔を会わせるし、それをヌキにしても、あまりにも長引いて引き際がわからなくなって泥沼になっていくのはお互いによくないと思い、日曜日のお稽古の前に「今日、しれっと話しかけてみれば?」と提案してみた。




娘としては、もうKちゃんのことは嫌いを越えて「どうでもいい」の域になったそうで、それは相手にしてもそんな感じらしくて、冷戦といっても悪口を言うでもなく、学校で何か協働せねばならない時には最低限の会話もする。ただお互いに目が合っても挨拶すらせず(フン!とそっぽ向くのではなく、互いに目をそらすのだそうだ)、ましてや楽しむための「おしゃべり」はしない、そういう関係なのだそうだ。

謝らなくていい。許さなくていい。前のような「仲良し」になる必要はない。
ただ、同じクラスにいて、同じ目標(ここではオペラ公演の成功)を持っている子を相手に、目が合って挨拶すらしないというのはいかにも不健全だ、と私は言った。

「夏休みだね~」でもいい、「DS持ってきた?」でもいい、「今日のベルサイユは大変な人ですこと」でもいいから、普通に話しかけたらどうだろう、と。

娘は渋った。「だって私は謝ったし。それなのに何も言ってくれないのはKちゃんだもん。だからもう仲直りとかしなくていいよ」と。

しかし、キッカケになった7月のできごとは、第三者の目から見るとKちゃんが被害者、娘が加害者側だ。なぜかというと娘側が複数でKちゃん1人を仲間はずれにしたからだ。

もちろんそうなるに至る経緯があり、仲間はずれにした後のKちゃんの「やり返し」も結構えげつないもの("死ね"と書いたメモを入れられたり。でもKちゃんがやったという証拠はない)だったので、娘たちの気持ちは察するに余りある。でも、それは娘から今までの経緯を聞いていたからだし、実際にKちゃん言動を見ていてさもありなんと思っていたからであって、大人としてはいかなる事情があろうと、一対多で、誰か1人だけを仲間はずれにする行為に正当性を認めるわけにはいかない。そして、それをこのまま放置していたら、今後またそういったトラブルが起きたときに「ああ、あのKちゃんを仲間はずれにしたピヨリが、またやらかしたのか」という先入観を周囲に与えることになる。

だから、"仲良く"しなくていい。嫌いなら嫌いでいい。でも、嫌いな相手にこそ尚更きちんと挨拶したほうがいい。挨拶しても「フンッ」ってそっぽむかれることが不安か? すげなくされる場面を誰かに見られたら恥ずかしいか? いや、それは違う。それこそチャンスだ。クラスメートや先生の前でこそ、Kちゃんに話しかけろ。そこでKちゃんが「フンッ」としてごらん、「ピヨリが話しかけたのに、なに、Kちゃんのあの態度!」ってみんな思ってくれるよ。「ああ、あんな態度じゃ、ピヨリちゃんたちもイヤになったのも無理ないよね」って思うよ。

あるいは、フンッなんてせずに、普通に返事してくれて、それをきっかけに普通に会話できるようになるかもしれない。それはそれで、元通りとは言わなくても、今のギスギスした関係よりはマシだろう。

お母さんの思っていることは以上。あとは、あなたの判断に任せる。
人にはやっぱりどうしても許せない、誰にどう思われても、これだけはできないってことはある。あなたにとって今回のことがそうならば、それはもうお母さんがとやかく言うべきことじゃない。

娘は私のそんな説明を聞いて、しばらく考えた後、「うん、じゃあ、言ってみる」と言い、実際にお稽古の休み時間に話しかけていた。

「今日のベルサイユ~」ではなく、もっと直球に「このままなのはイヤだからもっと前みたいに普通に話そうよ。仲間はずれにしたことは悪いと思っている。ごめん。だからKちゃんも死ねとか書くのやめてくれないかな」と言ったそうだ。相変わらず、生活の9割がヘタレなくせに、ひとたび吹っ切れると強いやつ。

Kちゃんは承諾したらしく、ピヨリがホッとした表情になったのが遠目にもわかった。
これにて3週間に及ぶ冷戦もようやく完結…。


…と思いきや。

その時にはいなかったKちゃん母が稽古終了時間に合わせてお迎えに来て。
解散後に稽古場廊下の長椅子でKちゃんにサンドイッチを食べさせていた。Kちゃんは午前中塾があり、駆け足でお稽古場に来るのでランチを取る時間がないことが多く、こういう場面は何度か見た。

娘は果敢にKちゃんに「じゃあまた次のお稽古で会おうね。バイバイ」と声をかけた。
私もKちゃん母に「お昼たべそこねちゃった?お先に失礼するね」と声をかけた。

…そしたら、また無視ですよ、Kちゃんたら。いや、K母も。

たまたま一緒にいた別の子のお母さん(天然)が「聞こえてないみたいよー」と教えてくださったりして、百歩譲って私達の声には気がつかなかったとしても、その天然さんの声には絶対に気がついているはずのK親子は、顔を上げもしない。

すると、娘はわざわざKちゃんの前に回りこみ、Kちゃん母にも聞こえるように「じゃあ、また次のお稽古でね、バイバイ!!」と満面の笑顔でそれはそれは良いご挨拶。

K親子は非常に不本意そうに「あ、うん。バイバイ。またね」と返事。

娘が稽古場を出た途端に「してやったり」顔をしていたのを私は見逃さなかった。やっぱりあの回り込んでの挨拶は、素直な「仲直りできてよかった♪」ではなく「ほら、Kちゃんのお母さん!! よく見ててよ! 私はちゃんと挨拶したからね! それに対する、あんたの娘の態度をよく見て、どっちが悪いかしっかり考えやがれ!」という威嚇行動だったのだろう。

娘とはその後Kちゃん関連話はしていないのだが、私も、たぶん娘も、今度こそ「やることやったんだから、あとはどーでもいーやー」気分だ。
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会社員。家族は夫(鬱回復期か微妙なメンヘラー)と娘(中学生になりました)。

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