10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

あさのあつこ「バッテリー」

バッテリーの感想。



そうそう、ラーズってシャイニングのジャック・ニコルソンみたいでかっこい…いや、違う。このバテリではなく、読み物のほう。男子が活躍する話。

images.jpg

そうそうこれ。ってちげーよ。

こっちですこっち。ファイナルアンサー。






すみません、どうにもこういう爽やか青少年小説というものに慣れていないので、余計な前振りでもしないことには感想が書けないのであります。

映画にもなりコミックにもなった、ベストセラー。あさのあつこ「バッテリー」。私が読んだのは角川文庫版全6巻。
中古本専門のオンラインショップで購入。一冊100円。1,500円以上だと送料無料なので、他にも何冊か買った。同じ作者の「The MANZAI」、重松清「小学五年生」「きみの友だち」、森絵都「カラフル」「永遠の出口」「アーモンド入りチョコレートのワルツ」。

「永遠の出口」は大人向けかもしれないが、他はいわゆるジュブナイルというのだろうか、YA小説というのだろうか、少年少女がターゲット層だ。およそそういった本をリアル少年少女時代には手にとらなかったので、読まないまま現在に至る。というか、私がリアル少女だった頃は、そういった物語はなかったのではないだろうか。あるとしたら、探偵小説(怪人二十面相やルパンみたいな)か、SF(星新一のショートショートや眉村卓の学園ものの超能力話)、魔法使いがどーのこーの、といった、童話の延長線上の低学年向けファンタジー。先生が勧めるのは、井上靖の「しろばんば」といった教科書に載るような、作家の子供時代を振り返った作品。もちろんそういうのは読んでも面白くないから読まない(それは十代の私の興味の対象と合致していないという意味であり、作品のクオリティとは無関係だ)。

と書いていて思い出した。あれだ、コバルト文庫ってやつがあったな。氷室冴子とか新井素子とか。赤川次郎の三毛猫ホームズが出始めの頃がリアルタイムに小中学生だった。友達はそのへんを読んでいたわ。

じゃあ、やっぱり自分が読まなかっただけで、市場はあったんだな。私が唯一読んだコバルト文庫は「なぎさボーイ」「多恵子ガール」だ。面白かったけれど、こそばゆくて、それ以上ハマれなかった。いや、本当はちょっと違う。読んでいて、切なかったり嬉しかったり本気で腹立たしく思ったりして、登場人物に恋をする勢いで共感してしまうのがイヤだったのだ。作者は自分より年上の「オトナ」の人で、そういうオトナが、私が「オトナにはわからない!!」とつっぱっていた部分を、私よりずっと上手に言語化して目の前に差し出してくることがイヤだったのだ。オトナは、オトナらしく、偉そうに「私がこどもの頃は~」と説教していてほしかった。オトナの手によって、「つまりあなたたちってこういうことでしょ?」などと等身大の自分を思い知らされたくなかった。


それからン十年が過ぎ。いいかげん「こそばゆさ」も「みっともなさ」も感じないで済むだろうと思って、あさのあつこ。

自分が読んでみたいという気持ちはもちろんあったが、もうひとつ、娘に読ませたいという目的もあった。どちらかというと、こっちの理由が先だ。

娘は読書は好きだと自称しているが、雑誌の投稿の寄せ集めのような「学校の怪談」やコミックのノベライズ本など、作品の世界観やストーリー以前に「文章の質」としてイマイチよろしくないものを読む。おそらくこういった子がケータイ小説やらライトノベルやらを抵抗なく読むようになるのだろう。私としては、そういったクソつまらない活字に無駄な時間を費やしてほしくないので、もう少しマトモなものを与えたいと思ったのだ。

かといって「しろばんば」では娘の気持ちを惹きつけるのは無理だろうし、私が好きだったSF作品は語彙の貧弱な娘には少々ハードルが高そうだ。もっとあからさまにわかりやすいストーリーで(つまり、あまり頭を使わないで済む)、それなりに共感どころのある、今時のこどもに人気がある作品を探してみた。

その結果が、あさのあつこ「バッテリー」だったわけです。

ああ、何故この作品か、という話だけでここまで来てしまった。
感想はまた後日。
スポンサーサイト
Secre

プロフィール

Cakeと書いてけーくと読む

Author:Cakeと書いてけーくと読む
会社員。家族は夫(鬱回復期か微妙なメンヘラー)と娘(中学生になりました)。

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。