06
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
   

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

音当て

そういえば、オペラのお稽古中に、聴音(音当て)をやった。2つの音を聞いて何度か当てるの。
初めてなので、ト長調。真ん中のドから始まるドレ(二度)、ドミ(三度)、ドファ(四度)、ドソ(五度)、ドラ(六度)、ドシ(七度)と、高いドから始まる下り方向の二度~七度。

初めてだから基本…とはいえ、楽器を習っていない子、それもソルフェージュ的レッスンを受けていない子には、音当て以前に「言っていることの意味」の時点でかなり難しいと思う。てか、私には難しかった。でも、当の子どもらは、ちゃーんとついていくから、子どもってスゴイなーと思う。

面白かったのは、「音には特徴、色がある」という話。その特徴を覚えると当てるのに役立つよ、と。

ドレ(二度)とドシ(七度)は隣り合った音だからぶつかる。いわゆる不協和音。近くでぶつかるのが二度、遠くでぶつかるのが七度。
三度は一番美しい。四度と六度も悪くないけど三度ほどじゃない。そしてこの2つは似ているから聴き分けるのは難しい。五度は三度の次に美しいけど「空(から)」の音。抜けていくような音。古い教会音楽で使われてきた。ちなみに八度はオクターブと言うから覚えてね。


へぇへぇへぇ、と、ボタンを押したくなる。(へぇボタンって今でも通じるのか?)

さっき、五度と教会音楽の関連についてググったら、ちゃんと「空虚五度」というレッキとした音楽用語まであるではないか。
「五度は空っぽ」とは、別に先生の個人的な印象で適当におっしゃっていたわけではないんだな(失礼な)。

僕は3歳からピアノを習っていたけれど、こういう勉強をちゃんとしたのは大学の時なんだ。指揮と作曲の勉強をしにフランスに何年かいて、一番大変だったのは、こういう、音を聴き分けるってことだった。でもね、これは小さい子どもにやらせると簡単にできちゃう。大人になってからやるのはすごく大変。きみたちはまだ若いから、ちょっと練習すればできるようになるよ。今日は初めてだから、できなくてもいいよ。やっていくうちにできるようになるから大丈夫。

外見はミュージシャン崩れというい風情のオッサンだが(重ね重ね失礼な)、なかなか良いこと言う。子どもの扱いがうまい。普段は子どもに教えているようではないようなのだけれど、変に媚びるわけでもなく、やたら厳しいわけでもなく。話すテンポがいいので、集中力のとぎれやすい子どもたちもやりやすそうだ。


で、話は戻って聴音。
何回か練習した後、1人ずつ音を聴かせて実際に当てさせることになった。
10数名が2回ずつ当たり、当てたのは半分ぐらいか?それ以下だったかも。答える様子から「本当に聴き分けができている子」と「ヤマカン」の子は大体わかる。2回目は1回目の様子によって、苦手そうな子には簡単な2度や7度などが出されているようだった。娘は1回目の時から悩む様子もなく即答で当てたからだろう、2回目はちょいと難しい「六度」を出題されたのだが、これもちゃんと当てていた。稽古の後には「他の子の音も心の中で全部当てられたよー」と自慢気だった。確かに、その場にいた中では一番できている風に見えた。

娘が、自信を持って回答して、当てて、その場の中で一番出来が良い。
こんなことはたいへん珍しい。いや、初めてかも知れん。
ああ、やっと苦節6年だか7年だかのヤマハの成果が、ここにきて初めて出たよ。小っちぇー成果だけど、娘にとってはなかなか大きい一歩になる、かもしれない。
スポンサーサイト
Secre

プロフィール

Cakeと書いてけーくと読む

Author:Cakeと書いてけーくと読む
会社員。家族は夫(鬱回復期か微妙なメンヘラー)と娘(中学生になりました)。

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。