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ベア攻防

5月の連休明け頃だったか。
夫が週2で働いている職場から、そろそろ週3で来てもらえないかと言われた。もともと何かと良くしてもらっている職場だし、労働時間が増えた分、給料もアップしてくれると言うのだから「ハイ喜んで~」で引き受ける…のが普通だと思うけれど、夫は少し不安があったようだ。




これは私の推測だけれど、週3に増えたのは、きっとこの人との差別化なのだと思う。この時の記事に書いた来たり来なかったりの「Yさん」は、現在も職場に籍を置いている。そして、今も相変わらず来たり来なかったりだ。

夫やYさんは、「法定の障碍者雇用をちゃんとしているよ!」という書類上の辻褄合わせのために雇用されているようなもので、戦力としては期待されていない。つまり、がんばってもがんばらなくても待遇は変わらないのだ。その結果、「それなりにこなしている夫」と「来たり来なかったりのYさん」の給与は採用されて以来、ずっと同額だった。

以前、そのことに不満はないのかと勤務先の人事担当者に聞かれ、「全くないと言えば嘘になるけれど、会社が決めたことなら仕方がない」的な回答をしたそうだ。良くも悪くも相対評価の苦手な「器質」ゆえ、夫はそういった不公平さには普段から鈍感だし、「自分の意志で行動を決めるより、誰かの指示で動きたい」という責任転嫁型の発想からそういう回答になったのであって、決して高倉健的な潔さから出てきたものではないのだが、定型発達者であろう人事担当者には、「いまどき珍しい、私利私欲に走らない、会社への忠義にあふれた回答」という好印象を与えたようだった。それで、「次回契約更新の時からは、週3日来てもらえないか。給与も上げるから(Yさんは据え置き)」という話が出た。私はワーイワーイと喜び、夫はいまいち不安げな表情を見せていた。

それが去年末だか今年初めの話。更新は6月。この間に震災等もあり、経済状況も激変したので、この話もなかったことになったかな…とうすうす心配はしていた。それとなく聞いてみてよと言っても、夫に「それとなく聞く」なんて芸当できやしないわけで。でも、5月に入って、上記の通り「例の件、少し早めて今月からヨロシク」ということになったのだ。私はああ良かったと胸をなでおろし、夫はついに来たかとうなだれていた。

夫は、「通勤日が増えた分、交通費が増えるから、お小遣いもその分、増やしてほしい。」と言ってきた。それは仕方ない。で、増加分をきっちり計算して「じゃあ、○○円ね」と言うと、「でも、給料は△△円増えるんだし…もう少し増やしてもらえると…ありがたいのですが」と言う。

「あ、無理」と速攻で却下してみる。
「でも、今のままだと結構厳しくて…」と言い続ける夫。

もちろんだが、何十万円という桁の話ではない。5,000円以下の攻防戦だ。

そのうち娘が隣で「うちさぁ、学童のおやつ食べなくていいから、おやつ代、返してもらえば?」とか心配顔で言い出す始末。カーーーッ、娘にこんなこと言わせるんじゃねー、アホー。娘の前でお金の話はしたくないから、適当に濁していたんだけど、しつこくそのことを言い続けるから一気に言った。

「あのさ? 確かに増えるよね、お給料。お疲れ様でございます。ありがたいと思います。あなたが一生懸命がんばったおかげだと思っています。でもさ? あなたの上がった分と同額、私の給料は下がったの、知ってるよね?その時点で世帯収入は変わってないわけですよ。でさ。私も介護保険料とか取られる年になったりしてさ。出ていくものは増えてるのね。んでもって、娘が公文2教科始めたね? その代わり硬筆はやめさせる予定だけど、硬筆より公文のほうが倍以上高いから、ちっともバーターにはならんのね?しかもまだやめてないと来てる。そのへん考えたうえで、そういうこと言ってる? てかさ、そういうことを考えてほしいから、ちゃんと公文の費用とかも話したね?あなたも親でしょ? こどものことは母親に任せてる!な~んてふんぞりかえって言えるのはさ、それだけの稼ぎのあるダンナだけなんですよ。冗談も休み休みおっしゃい」

夫は一言も言い返せず。そして、「こうなるから、週3になる話、嫌だったんだよ…」とばかりにうなだれる。

いや、正直、夫の小遣いは実際ものすごく少なくて、缶コーヒーを買うのもためらうかも、という額しか渡してない。缶コーヒー買うのを3回我慢してツタヤでCD借りてくるのがささやかな楽しみ…というレベル。
だからね、まぁ、5,000円は無理でも、今よりはちょびっと増やしてもいいかなぁと内心では思っている。でもさ、たとえそれが1,000円でも、当たり前のように言ってほしくないってのよ。そのへんがわっかんねーんだよなぁ、アヤツは。

娘は私の「公文」「硬筆」といった単語に反応して、自分のせいで家が貧乏だと言わんばかりの顔してるし。そうじゃないんだよ、すまないねぇ、苦労かけるねぇ、お千代。お千代じゃないけど。

「とりあえず君は小学生としてやるべきことをがんばりなさい、父ちゃんは知らんが、母ちゃんはきみを全力で応援するから心配無用!」とだけ言い聞かせたのでありました。
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>鍵コメさん

夫は昨日もポツリと「お小遣いは結局どのぐらい…?」と聞いてきました。
娘の前でその話やめろと言ったので、一応2人だけの時にコソッと言ってきたけど
コソッとならいいというわけでもないってーのっ!

「りんちゃんに『お父さんのお小遣いが足りないから、ヤマハやめてくれない?』って
頼んでみなよ。学童のオヤツ代も返上するって言ってくれる子だから
きっと『いいよ』って言ってくれるよ♪ 私にはとても言えないから自分で頼んでみて?」
と返してみました。泣きそうになっている夫を見てほくそ笑んでみました。ヒドイツマダナー
うちの場合、私がお弁当持たせているのでランチ代はかからず、交通費以外は
本当に「趣味・嗜好品」のためだけのお小遣いです。
Secre

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会社員。家族は夫(鬱回復期か微妙なメンヘラー)と娘(中学生になりました)。

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