2010.09.29
ピーマンツナ炒め
昨日は夫がバイトの都合で娘のお迎えができなかったので、私が娘をピックアップした(今、娘は一人帰りが基本。夫が家で娘を待つ。帰宅時間に誰も在宅できない時は夫が学童まで迎えに行く、というルーチンになっている)。
娘はちょっと久々な私と2人での帰り道にウキウキしている。「あっ、そうだ、今日の夕飯さぁ」と話し出したので、これは外食のおねだりかなと思いきや、「ウチが作りたい。お母さん教えて!」。
そうかあ、それも悪くないなぁ。正直それだと時間がかかるから却って面倒ではあるのだけれど、本人がその気になっているんだから、逃す手はないだろう。
最初に炊飯をやらせてみる。我が家は無洗米で、研ぐ手間が要らないからこれは簡単(だから娘は「米は研ぐもの」という概念が薄い。その意味では夏休みの学童のランチ作りなんかは食育面で助かる)。
おかずは、最初からついている粉末だしを溶かした中で煮るだけの高野豆腐。それと、ピーマンを細切りにしてツナと炒めたもの(娘はピーマン好きだ)。
ピーマンを細く切るのが一番の難所。それからツナ缶をフライパンにあけた時の油ハネ。
そのへんと缶詰をあける時だけは少しばかり手を出したが、それ以外はまあまあ、口頭の指示でできた。
ちょうど出来上がったタイミングで夫が帰宅。
娘は慌ててかきまわす必要のない高野豆腐の鍋に菜箸をつっこみ、さも料理している風を装っている。ヤラセかよ。
夫に向かって、「今日の夕飯はウチが全部作ったんだよ!火をつけたり炒めたりしたのもウチだよ!」と鼻の孔をふくらます。しかし、夫は「へーすごいねー」と棒読みに言うだけでとっとと洗面所に向かってしまった。そんな薄い反応なのが気に入らない娘、私に「お父さんにもっと感動してって言ってきてよ! あ、でもこれをウチが言ったのはナイショね!」と言う。ヤラセに次ぐヤラセ。
夫に伝えると、夫は娘に向かって「うわあ、りんちゃん、これ全部ひとりで作ったの? すごいねぇー」とオーバーアクションで言う。とんだ茶番。でも娘はそれで満足らしい。
その後もごはんをよそったり私のビールを注いだりと、いそいそと働く娘。
「お皿洗いまでやって、お料理したって言えるんだよ」と言うと「うん、ウチ、お皿洗いもやるよ! あ、でもさ、お母さんはいつもお父さんに洗わせてるじゃん」と痛恨の一撃をくらった。
悔しかったので「違うよ、本当はお母さんがいっぱい会社で仕事してるんだから、本当はお父さんがお料理する係なんだよ。でも、できないから、お母さんが代わりに料理してあげてるの。お父さんはお料理の中でお皿洗いだけしかしてないってわけ。ものの見方が逆なのよ逆」と言い返してみた。詭弁なり。
まぁでも、娘の料理はなかなか上手にできました。これからも是非よろしく。
娘はちょっと久々な私と2人での帰り道にウキウキしている。「あっ、そうだ、今日の夕飯さぁ」と話し出したので、これは外食のおねだりかなと思いきや、「ウチが作りたい。お母さん教えて!」。
そうかあ、それも悪くないなぁ。正直それだと時間がかかるから却って面倒ではあるのだけれど、本人がその気になっているんだから、逃す手はないだろう。
最初に炊飯をやらせてみる。我が家は無洗米で、研ぐ手間が要らないからこれは簡単(だから娘は「米は研ぐもの」という概念が薄い。その意味では夏休みの学童のランチ作りなんかは食育面で助かる)。
おかずは、最初からついている粉末だしを溶かした中で煮るだけの高野豆腐。それと、ピーマンを細切りにしてツナと炒めたもの(娘はピーマン好きだ)。
ピーマンを細く切るのが一番の難所。それからツナ缶をフライパンにあけた時の油ハネ。
そのへんと缶詰をあける時だけは少しばかり手を出したが、それ以外はまあまあ、口頭の指示でできた。
ちょうど出来上がったタイミングで夫が帰宅。
娘は慌ててかきまわす必要のない高野豆腐の鍋に菜箸をつっこみ、さも料理している風を装っている。ヤラセかよ。
夫に向かって、「今日の夕飯はウチが全部作ったんだよ!火をつけたり炒めたりしたのもウチだよ!」と鼻の孔をふくらます。しかし、夫は「へーすごいねー」と棒読みに言うだけでとっとと洗面所に向かってしまった。そんな薄い反応なのが気に入らない娘、私に「お父さんにもっと感動してって言ってきてよ! あ、でもこれをウチが言ったのはナイショね!」と言う。ヤラセに次ぐヤラセ。
夫に伝えると、夫は娘に向かって「うわあ、りんちゃん、これ全部ひとりで作ったの? すごいねぇー」とオーバーアクションで言う。とんだ茶番。でも娘はそれで満足らしい。
その後もごはんをよそったり私のビールを注いだりと、いそいそと働く娘。
「お皿洗いまでやって、お料理したって言えるんだよ」と言うと「うん、ウチ、お皿洗いもやるよ! あ、でもさ、お母さんはいつもお父さんに洗わせてるじゃん」と痛恨の一撃をくらった。
悔しかったので「違うよ、本当はお母さんがいっぱい会社で仕事してるんだから、本当はお父さんがお料理する係なんだよ。でも、できないから、お母さんが代わりに料理してあげてるの。お父さんはお料理の中でお皿洗いだけしかしてないってわけ。ものの見方が逆なのよ逆」と言い返してみた。詭弁なり。
まぁでも、娘の料理はなかなか上手にできました。これからも是非よろしく。
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