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保険のおばちゃん

土曜日。午前中に岩盤浴。午後イチに保険のおばちゃんと更新の話。
ヤクルトとか学研とか保険会社とかいった訪問販売系の担当者のことって、つい「おばちゃん」呼ばわりしてしまうのだけれど、今では私より年下の人のほうが大半なのではないかと思う今日この頃。

うちの入っている生命保険の担当者は確実に私より年上だけどね。
もう還暦超えていると思う。おそらく定年後も嘱託で続けているパターンの人なのだろう。
彼女とは夫の会社がまだ健在だった頃からのつきあい。新人の頃に法人契約で加入して、結婚後は私もそこに乗り換えた。だから私が帝王切開で出産したことも、会社が倒産の憂き目に遭い、夫が鬱になり、数度の入院…といった経緯も、すべて把握している。

去年秋に私の更新が来て、何時間かおしゃべりをしていた。基本的に我が家の話が多くなるのだけれど、その時は彼女の家族の話や「女性が仕事をすること」についての話などもした。夫は数年前にがんで亡くなったこと。一人娘は今アメリカに住んでいること。仕事が好きなこと。「一億達成したらこれを買うんだ」と決めて営業していること。でも、「自分の商売が役に立つのが、加入者の不幸のとき」という保険屋稼業にはやはり辛い場面も少なくない…といった話。

今回は夫の加入しているほうの保険についてだから、夫も同席。てか、夫だけが行けばいいのだけれど「奥様にいてほしい」というご希望で。「奥様のほうがしっかりしているから」という非常に正当な理由。ほらねー、我が家のことをよくわかってらっしゃる。

本当の更新時期はまだ先なのだけれど、最近、新発売になった保険商品の内容が今よりよくなったからと、切り替えを勧められた。ただし直近半年以内に入院するようなことがあるとそれに転換することができなくなるし、更新日で切り替えるより今のほうが良い条件で切り替えられるので急いで連絡しました!とのこと。

夫は精神疾患だし数年以内の入院歴があるし、全く新規の保険というのにはもはや入れない。
だから既存の保険の基礎部分を残しつつ、特約や新商品などを付加したり転換したりして継続することになる。
かといって保険料が今以上に高くなるのはキツイ。…そんなこんなもわかっている人なので、お任せ状態だ。もし
都合よく騙されていたとしてもわからない。老人がだまされて保険金詐取…みたいな事件もあるが、そうなってしまうかもわからないぐらい、「あなたがいいと言うならそうするわ」って感じ。
次の更新は10年後になるわけで、その頃彼女がまだ現役で「保険のおばちゃん」してるのか…というとかなり不安だ。

でも10年後。娘は19歳。大きな学費の出費時期はほぼ終わっている(はず)。その頃にはローンも払い終えている(はず)。あと大きな出費といったら娘をヨメに出す時の分があればいいのかなぁ。…そういう境地になれていればいいけどなぁ。

娘の誕生も夫の発病もこの10年以内のできごとだ。
これからの10年だって何があるかわからない。(出産はないけどな)。

まぁ、がんばるよ。
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Author:Cakeと書いてけーくと読む
会社員。家族は夫(鬱回復期か微妙なメンヘラー)と娘(中学生になりました)。

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