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負うた子に教えられ

昨日「夫は元気そう」と書いたばかりなんだけれど、その後、夜になってまたイヤなことが。

お手紙が流行中の娘がまた夫に手紙を書いたので、数日前に投函してやった。それが届いたよ、という夫からの電話が、昨夜、かかってきた。

思えば、夫と娘が二言三言話して、そこでおしまいにすれば何事もなかったのだが、娘から私に電話を代わったところで、つい習性のように「調子はどうなの」と聞いてしまったからいけなかった。

夫「うん、いいよ」。
また単語レベルで会話が終わる。私が「この間の電話の時に、調子がいいんだって言ってたけど、あれ以来ずーっと安定してるってこと?」と聞き返すと、
夫「うーん、1回、デイケアの人に、暗いって言われて、ちょっと落ち込んだけど、今は平気」
私「それはいつの話で?」
夫「昨日…いや、一昨日かな」
私「なんでそんなこと言われたの?」
……これは私の悪癖なんだろうけれど、私の質問の意図を汲み取らない回答をされるとものすごくイライラして、必要以上に細か~いネチネチした問いかけになってしまう。

「それがいつのことか」というのは正直どうだっていいし、暗いと言われたことだってどうでもいい。

私が知りたいのは、夫が他人に否定されて落ち込んだところから、どうやって回復したのかということ。つまり、自分で自分の気分をある程度コントロールできるようになってきたのかどうか、ということ。
コントロールしつつ、「精神的な安定が持続している」という状況ならば、それは大変喜ばしい。今までの経過からして、ものすごい進歩だと思うのだ。その確認をするための質問なんだけれど、夫には理解してもらえない。私に「いつの話なのか」と聞かれると、それだけで緊張してしまい、その意図を汲み取るところまで行かないようだ。

かといって、最初から「あなたは自分の気分をコントロールできるようになったのか」と問いかけると、ほぼ間違いなく、「いや、まだそれはできない。薬を飲んでるから、自力というわけには…」という返事をするだろう。私としては「こういう時には、どの薬をどう服用すると問題を回避できるとか、最小限の落ち込みで済むとかいったことを自分で把握しているなら、それは自分でコントロール出来ていると言っていい状態」なんだけれど、その辺のことを何回言っても理解できないようだ。

たとえば生理痛がひどい人なら、前もって痛み止めを飲んでおくとか、腰を冷やさないグッズを身につけるとか、あるいは「生理痛がひどい自分」を受け容れて、その日は終日寝込むことにする、という「対策」だってあるわけだ。生理痛自体は治せなくても、病との「つきあい方」を身につければいいじゃないかと思う。

でも夫には、「完治」しか見えていない。病気だからすべてダメ、完治しなければ「普通」になれない、という白と黒しか見えない。

薬やカウンセリングやデイケアや自分の趣味や、そういったものを利用しながら、病気と折り合いをつけて「普通」に生活できるのだ、ということを、何度話しても、その瞬間だけは「そうだね」と返事するけれど、根本的には理解できない。まぁそこが病気の病気たる所以なんだけれど。

だから、私の「調子はどうなの」という問いかけにも「いい」「悪い」のどちらかでしか答えられない。証明問題の答えだけしかないような。答えじゃなくて過程が大事なのにね。

結局、今までに12,000回ぐらい繰り返した話をしなければならず、私はイライラし、彼は(せっかく「調子が良かった」のに)落ち込んだ。

2時間近い電話で就寝時間が遅くなり、娘の相手もほとんどできなかった(いつもしてないじゃん、というのは置いとけ)。ヤケになって「お父さんがお話し聞いてくれないから、いっぱい電話しなくちゃいけなかったよ。だから今日は遊ぶ時間がなくなっちゃったよ。お父さん、ちゃんと聞いてくれればいいのにね! りんちゃんごめんね!」と文句言うと、娘は言った。

「お父さん病気なんだからしょうがないよ。病気でかわいそうなんだから、お母さんは怒らないでお話ししてあげなくちゃ。優しく、何回でも、あのね、これはね、こうなんだよって教えてあげればよかったのに」
……おっしゃる通りです。面目ない。
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会社員。家族は夫(鬱回復期か微妙なメンヘラー)と娘(中学生になりました)。

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